ゲーム製作いばら道(2)堂々地獄巡り
これまでのあらすじ
案の定頓挫したRPG企画!
敗因はRPGそのものの敷居の高さであった!
停止した企画は早々に放り投げ、より製作の敷居が低いノベルゲームに移行!
そして過ぎ去ること2ヶ月。
新たなるゲーム企画は順調に頓挫しつつあったのである……!
企画説明
さて、はじめてのノベルゲーム。
考えるにあたって、ひとつの縛りを設けました。
【選択肢は一回だけ】。
あとあと細かい選択肢をつけるにしても、とりあえずエンディングを分岐させる選択肢はひとつだけということにしました。
これならそうそう長くもなるまい……!
そして、物語としても得意なジャンルに設定。
となると当然百合ですよ。ええ。
なおかつ、不条理コメディの雰囲気も入れる感じで。
……ということで、大枠の物語やゲームとしての仕掛けそのものはできたのですが。
ここで根本的すぎる問題にぶつかることになったのです。
選択肢ってどうやって作るんだ……?
……いや、本当に根本的すぎてここで詰まるなんて考えもしませんでした。
ifを考えるのって思ったよりも難しい……。
いわゆる恋愛ゲームなら、選択肢の目的は好感度を上下させることなので、「攻略対象の好む選択肢・嫌う選択肢」を作ればいいし、ホラーやサスペンスなら、「生き残れる選択肢・死ぬ選択肢」を作ればいいのですが。
しかしこのゲームは選択肢ひとつでエンディングが分岐する構造なので、必要なのは選択肢そのものの面白さと、その後の展開~エンディングまでの面白さ。
すると自由すぎて何をしていいのやらわからなくなる!
とりあえず現状できる解決策としては、基準となる1ルートを作り、そこから捻りをつけていくことでしょうか。
ということで、いわゆる「普通のエンド」を作ってみました。
ここからさらに他のエンディングを生やしていきます。
しばらくは複数のエンディングパターンを考える作業ですね……。
……まあ、それはともかく。
やっぱりこんなに小規模のゲームなのに時間かけすぎですね……。
希望は見えているので、このゲームはこのゲームで今後も作っていく予定ですが。
これよりもさらにもっと小規模な、ほぼ一発ネタみたいなゲームも作りたい……ナァ……。
そもそもゲーム製作に慣れるためのシリーズなのに! 時間かかりすぎて目的全然達成できてないかんな!!
ということで今後も地獄めぐりの模様をお送りいたします。