FFマラソンランナー:戦略的撤退
FFマラソン進捗。
FF2を絶賛初見プレイ中であります。
いや実際結構絶賛してる。面白い。
まだシステムやバランスが確立されてなかったこともあって、1~3ってシリーズの中では話題に登りにくいんですけど、いやはや。
FF2、予想を遥かに越えて面白いです。
とりわけややこしいと思っていた熟練度システム、慣れてしまえば自分の思うように育てられるところが非常に面白い。やっぱり育成の自由度が高いFFって楽しいんですよね……。
しかし、「たたかう」を選ぶと「ちから」が上がるんですけど、同時に「ちせい」が下がる危険性もあるのが厳しいですね!
ちせいは黒魔法の威力に影響するので、黒魔法を育てたいなら必然的に「たたかう」を控えめにするべきなんですけど、そうすると雑魚戦闘でも常に魔法を放たないといけないので、とてもMPがもたない。
MPはMPでしっかり魔法で消費していかないと最大値が成長しないし。
しかもFF2、シリーズでは珍しいことに「ぼうぎょ」コマンドがない! いや今作こそ必要なコマンドだろ……!!
ただでさえ長いダンジョン、いちいち通常エンカウントの度に魔法を使ってたらMPが足りず、MP回復のエーテルはお店で1つ2500ギルもかかる。しかし「たたかう」を使えばせっかく上げたちせいが下がってしまう。
となれば答えはひとつでした。
「にげる」。
この頃のFFはまだターン制戦闘なので、LR同時押しではなく各キャラのコマンドに「にげる」があって、選んだ中で一人でも成功すれば逃げられるっていうシステムなんですけど、もうこれがとーにーかーく全然逃げられない。最初期のザコですら逃げるのに苦労する。
となれば、これを利用しない手はないわけですよ。
ダンジョン攻略中、物理攻撃だけでも十分倒せる雑魚に遭遇した場合、黒魔法担当のマリアは「にげる」を選択してもらう。9割がた逃走は成功しないので、何もせずターンを送れるわけですよ。
これぞ戦略的撤退。いや「にげる」が育成上必要になるゲームってどんなだよ
とそんなこんなでストーリーを進め、現在は大戦艦を落としたところまで進めました。
いや、システムのみならず物語もすごく面白い。
FFって基本世界を旅する系のRPGが多いですけど、2は珍しいことに拠点型RPGなんですよね。イベントがあるたびに戻ってくる拠点となる町があって、そこを中心に世界を旅していく。
拠点型RPG大好きなんですよ僕は! ペーパーマリオRPGとかね!
それに、FF4みたいな感じで一時的な仲間がたくさんいるのも楽しいですね。王道RPGって感じだった1と比べると、人間ドラマに比重が置かれてるというか。
ゴードン王子の成長とかすごくいい。好きです。君はギルバートよりいい男だ。強いし。
ヨーゼフもずっと一緒に旅したかったよ……強いし……。
生ける死亡フラグことミンウ様はふたたびパーティーに戻ってくれるのだろうか……。
あと、敵である帝国がまーじーでFF6の帝国並にクソ悪いところがまたいいですね。
マジで絶対ゆるせねえあいつら。
進めるたびに帝国へのヘイトが溜まりまくるので、ホントいいシナリオだと思います。
と、今はそんな感じ。
海賊のレイラを仲間に引き入れ、これから飛竜の卵を孵しにいくところです。
ヒルギガース強すぎない? やばくない?
ということで、また何かあったら進捗報告しますぞい。