RPG製作はじめました ~骨格編~
「これはいかん」
自分を顧みたとき、僕はようやくその矛盾に気がついた。
あきらかに間違っている。
ここで詰まるのは異常だ。
詰まっている原因はなんだ。
――気がつくと僕は、ねこ仮面(仮)が仮面を被っている理由について考えあぐね、
製作の進行は完全に停止していたのである。
(前回の記事はこちら↓)
あらためまして
どうもバカです。
いや、わかってる。考える順番を思いっきり間違えていたのはわかってる。
僕がまずすべきだったのは、ゲームそのものの骨組みを作ること。
そのためにシナリオの完成は必要不可欠である、と考えていたのが僕の間違いでした。
もちろん、アクションゲームとかならまだしも、RPGの製作にシナリオの完成は必要不可欠。
しかし、まだそこを詰める段階ではなかった。
とりあえず、まずはゲームとしての型を作るべきでした。
さあ、どんどん完成させられない理由が明らかになってきましたね!
次いこ次!
舞台設定
シナリオを完成させていないとはいえ、ゲームの目的、だいたいのチャートは決まりました。
まず、すでに仲間キャラとして設定していた村娘。
名前は「チュッカ」に決定しました。由来はありません。語感です。僕が女の子にかわいらしい名前つける時はたいてい鬼のようなキャラクターの時です。
彼女は村の子どもたちを世話するお姉さん役という設定になりました。
転じて、ゲームの目的は「村の子どもたちの救出」と決定しました。
遊んでいるうちに入っちゃいけない洞窟に入り込んでしまって……という感じ。
だので、ゲームのチャートとしては、OP→村→フィールド→洞窟→ボス戦→子ども救出→ED という感じ。
短そうですね。
もちろん子どもの数次第でダンジョンの広さも変わりますが。
……となると、必要なマップがわかってきましたね。
村、フィールド、洞窟。
立地もぼんやり海の近く、と決まっています。
漁村と浜辺ですね。だとすると、洞窟は海食洞みたいな感じでしょうか。
じゃあ、次やることはこれらのマップの仮組、ですね。
ウディタを起動しましょう。
今回はマップ作りはしません。
とりあえず、マップを歩き回れるようにねこ仮面とチュッカのキャラを設定しておきましょう。
デフォルトで入っているデータ「ヒーローさん」と「ファイターさん」
ふたりの名前と肩書、歩行グラフィックだけ変更しました。
パラメータ等の調整はもっと後にやっていきましょう。
そして「パーティー情報」の欄で「ねこ仮面」と「チュッカ」のパーティーをつくって、
パーティーの初期位置を設定して……
……なにもない野ッ原を駆け回ることができるようになりました!
くだらないことに見えるかもしれないけどやってみると結構感動するぞ!!
それでは、次回はマップを仮組していくこととしましょう~